卒業生の活躍:二階堂祐子さん、『生きられた障害 障害のある人が、妊娠、出生前検査、親や子どもについて語ったこと』出版

■二階堂 祐子(にかいどう ゆうこ)さん(2016年社会学研究科博士後期課程修了)
国立民族学博物館超域フィールド科学研究部外来研究員、奈良先端科学技術大学院大学男女共同参画室特命准教授、近畿大学非常勤講師

2022年9月に二階堂氏の著書が出版されましたので、ご紹介します。

 『生きられた障害 障害のある人が、妊娠、出生前検査、親や子どもについて語ったこと』

 本書は「障害」のある12名に、妊娠、出生前検査、親や子どもについて尋ねたインタビュー調査にもとづく「生きられた障害」の記録である。
彼ら彼女らが自分の身体にかかわる経験をどのように語ったか、子どものころの経験の記憶はどのようなものか、出生前検査の存在を知った時にイメージした、検査され、生まれてこない「胎児」とはどのようなものか、など、12名と著者との議論を通して「障害」という言葉が一人ひとりの生とその語りにおいてどのように機能しているかを考え、まとめたものである。

二階堂祐子 著
発行元 洛北出版
四六判 並製 412頁
2022年9月刊行
ISBN 978-4-903127-33-0 C0036
定価(本体価格 2,600円+税)

詳しくはこちらをご覧ください。