「兵庫県校友会」を開催しました

6月6日(土)、兵庫県校友会を賀川記念館にて行いました。
賀川記念館は、本学出身のキリスト教社会運動家・賀川豊彦の功績をたたえる記念館です。
教会のほか、医療モールや幼児園もあり、コミュニティセンターとしての役割を果たしています。今回、4階のホールとカフェラウンジをお借りして、兵庫県校友会を開催しました。

初めに、副学長の吉井淳先生が「明治学院大学の現状と今後」のテーマで講演を行いました。吉井先生は国際学部の教授で、長く国際交流に携わっておられるので、本学の国際化の取り組みについて特に詳しく説明をされました。

その後、校友センターの活動報告をはさみ、賀川記念館研究員でいらっしゃる鳥飼慶陽先生が「賀川豊彦と明治学院の関係について」をテーマに約40分の講演 を行いました。賀川はアメリカの大学など色々なところで学んだけれども、後輩達に「私が最も好きな学校は明治学院です」と語っていたこと、没後すぐに夫人 と息子が「賀川が一番お世話になった明治学院に」と膨大な図書を寄贈されたことなどを話されました。

その後は懇親会。講演を行ったホールに隣接する「天国屋カフェ」というカフェラウンジで行いました。(このカフェも1910年に賀川豊彦が開いた「一膳飯 天国屋」に由来するそうです。)

食べきれないほどのお食事を教会の方が用意してくださり、まだ明るい6月の夕方、楽しいひとときを過ごしました。