中島耕二ゼミ 「ヘボンの手紙を読もう会」 の2年間の活動報告(その2) (ヘボン塾講座有志の会)

2.ゼミの概要
(2)フィールド・ワークの実施
ヘボン博士や明治学院に関連したゆかりの人々が登場する「大磯町」、「旧古河庭園と染井霊園」、「旧築地居留地」およびヘボン展開催中の「横浜開港資料館」など4か所を訪問し、先生の熱心なご説明により 「へボンとその時代」を追体験することができました。
(3)各種研究会への参加
先生の紹介により 「キリスト教史学会大会」、「横浜プロテスタント史研究会」、「外国人居留地研究会全国大会」などに参加の機会を得て、知的な世界を広げることができました。
(4)小テストの実施
学習効果を図るために数回小テストが実施され、久し振りに緊張感が高まりました。
(5)人名索引抽出作業の実施
上記使用テキストの人名索引の充実化を図るため、現在抽出作業を実施している最中です。その成果を出版社に贈呈できるように頑張っています。

3.ゼミ生
常時出席者は10名(男性7名、女性3名)で、卒業年は1961年~1978年と幅があり、また専攻学科も英文学科、経済学科、商学科、社会学科など様々です。
メンバーは社会経験も豊かで、講義などでは味わいのあるコメントが飛び交います。
なお、4月からは若手卒業生の復帰と現役女子学生の入会が予定されていますので、老壮若年のコラボレーションが今から楽しみです。
4.新年度のカリキュラムと開講時間
4月からのテキストは、高谷道男編訳 『S.R.ブラウン書簡集』 (日本基督教団出版局)を使用し、輪読していきます。
ただし、ヘボン書簡と対照しながら読み解いて行くため 『ヘボン在日書簡全集』 を用意のうえ出席することになります。
開講日程は、前年度と同様に原則として第2・第4土曜日と変わりませんが、時間は12時から16時までに変更となります。
なお、本学院の学祖たちや建学の精神を学び直したいという希望のある方は、どうぞお声をかけてください。

(世話人:1969年商学科卒業・海瀬春雄)